中部地域

グレーター・ナゴヤ・イニシアティブ(GNI)を加速させるアジア人財資金構想

グレーター・ナゴヤ・イニシアティブの構想とは、中部地域の県、市、産業界、大学、研究機関など、産官学が一体となり、名古屋を中心として半径100km圏内の産業経済をオープンなものとして、世界から優れた企業・技術やヒト・情報を呼び込み、国際的産業交流を促進する活動です。具体的には、海外からの自動車、工作機械、電子機器、製薬、情報通信などに携わる企業の誘致や、対日投資の呼び込みを企図しています。GNI構想を進めるためには、日本企業と海外企業とを結ぶブリッジ人材の育成が課題となります。


一方で外国の優秀な人材の企業への定着率の低さがボトルネックになっているのが現状です。


そこで産官学が連携して「アジア人財資金構想」のプログラムに参加し、より積極的かつ効率的に日本の企業文化を学んだ外国人高度人材の育成をすすめ、日本企業や日系企業へ橋渡しをし、GNI構想を加速させ、地域の活性化と国際化を推進することが当コンソーシアムの基本戦略です。

地元企業との橋渡しに注力

管理法人である中部産業連盟が事務局としてコンソーシアム全体を統括します。コンソーシアムの中に協議会を設けて、本事業における留学生の審査や事業評価などを行います。協議会は参加8大学、企業11社、経済団体7団体、実施企業2社で構成されています。


実施に当たっては、事務局の下に「ビジネス日本語」「日本ビジネス」の研修を主に担当しているグループが、留学生一人一人の学習の様子、適性や就職の志望の動向などを把握しています。また、企業開拓とインターンシップ支援や就職支援をしているグループでは、ターゲット企業の経営状況から求人情報、就職後の留学生のキャリアパスまでの情報を把握しています。それらの情報は、事務局も含めて日ごろから共有化され、個別の指導やキャリア相談に役立てています。


管理法人は統括業務の一方で、メールマガジンでの就職情報の提供や、留学生懇親会での情報交換などを通じて、留学生相互のコミュニケーションの円滑化や、就職に向けた具体的な取り組みを行っています。また、各プログラムでの留学生の参加状況、及び学習進度の把握に努め、プログラム実施グループと協力して学習と生活の両方からフォローしています。

魅力あるプログラムで高い参加率

1. 日本語・日本ビジネス


企業への就職後の円滑なコミュニケーションや高度なディスカッションに必要となる日本語教育を実施します。また、日本企業での仕事の進め方、人材育成のあり方や商習慣などに関するビジネス教育を行ないます。これらの教育プログラムを通して、就職後に日本企業で即戦力として活躍するための人材を育成します。

2. インターンシップ


東海・北陸地域の4千社以上の企業に対し、DMや電話での広報活動、及び会社の直接訪問を通じ、留学生の受け入れをお願いしてきました。受け入れを表明した企業に対してエントリーシートを元に留学生とのマッチングを行い、情報ツールとして活用しています。

3. 就職支援


留学生と企業とのマッチングに当たっては、留学生と個別の面接・カウンセリングを行い、希望する業界や業種を確認し、指導報告書にまとめています。個別面接やカウンセリングを通じ、大手企業だけでなく地域内にも有力な企業があることを知らせ、時には中小企業の方が個々の目指す将来に役立つことを説明して、きめ細かな指導を心がけています。

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