中国地域

コンソーシアムの事業体制

コンソーシアムは中国地域全体にアジア人財資金構想のプログラムを広める事を目的として、(社)中国地域ニュービジネス協議会(中国NBC)、岡山県中小企業団体中央会(岡山県中央会)、(財)ひろしま産業振興機構(ひろしま産振興)の3つの管理法人で、機能や担当する地域を分担し、連携を図っています。


また管理法人と関係機関を統一する「プロジェクト推進委員会」を設置し、産・官・学の連携をとりながら、中国地域全体として事業を進めるための体制を構築しています。プロジェクト推進委員会のメンバーは、3つの管理法人の他に地域ごとの経済団体や学生支援団体、大学などで構成しています。この委員会を通じた就職活動の進捗状況などの情報共有が設置の主な狙いです。

地域の取り組み―広島地域―

広島地域は平成20年度より、県内にある大学17校のうち13校がプログラムに参加しており、広く留学生に門戸を開いております。


特にプログラムの主軸を成すインターンシップ・就職支援の受け皿となる企業の発掘に力を注いでおり、県内企業向けに「プロジェクト活用セミナー」や「企業向けアンケート調査」を実施して参加を呼びかけています。19年度に行った当セミナーの実績としては42社が参加、25社から前向きな回答を頂く事ができ、受講生がインターンシップ研修を行う事ができました。20年度のインターンシップは新たに16社の企業が参加しております。


就職支援事業についてもコンサルタントが個別面談を中心として指導を行っています。留学生向けの個別の対応として、就職意識の啓発やエントリーシートの書き方、自己分析・業界分析、面接のトレーニングなどを中心にきめ細かい指導を心がけています。

地域の取り組み―岡山地域―

岡山地域の取り組みとして特徴的なのは、インターンシップを実施するにあたっては留学生の理解を深めるために、インターンシップの前・中・後を座学で学ぶ「サンドイッチ教育」を行うことで効果を最大限に引き出すことを狙いとしています。


この「サンドイッチ教育」は、大学の専門講師による「日本雇用慣行と労働法」「秘密保持」「知的財産権」や行政書士による「就労ビザ・在留資格」講習、また、実際の企業担当者を招いての「岡山の特異企業紹介」「環境安全」「QA、QC」の学習を行います。学習プログラムの柱である「ビジネス日本語教育」「日本ビジネス教育」を補完し、より実践の場で即戦力となる人材育成を目指します。

役割分担を明確にして中国全域の活性化を目指す

中国NBCは中国地域全体を統括し、岡山県中小企業団体中央会は岡山地域、(財)ひろしま産業振興機構は広島地域と、将来の自立化を見据えた管理体制を取り入れています。また鳥取、島根、山口の各地域については中国NBCが音頭をとりつつ、島根大学や山口大学で出張講義を行うなどして、プログラムへの参加を積極的に呼びかけています。


また、留学生の募集やインターンシップ受入企業の情報収集については、岡山県中央会、ひろしま産振興の管理法人が中心となり行っております。留学生の入口と出口を確保し、役割分担と連携を行ったうえで、メンバーそれぞれが協調できるような体制を構築しています。


こうした取り組みの成果として、岡山地域では留学生就職支援説明会の開催や、プログラム参加企業と大学関係者との名刺交換会を実施しました。

今後の見通し

中国地域には、無名だがユニークな仕事をしている企業や、ニッチで日本一の規模を誇っている企業が多くあります。こうした情報を留学生に伝える事も大切なので、就職交流会や名刺交換会などの場で両者を積極的に引き合わせるようにしています。


全体を俯瞰しての改善点は、特に中小企業を中心に留学生がまだ有用な人材として認知されていないという現状です。この点について企業サイドへの意識改革を呼びかけ、企業と留学生が両者とも幸せになれるような体制を作りたいと思っています。

↑ページの先頭に戻る

spacer