国立大学法人 千葉大学

世界に通用するデザイン人材育成プログラム

グローバルアジア・デザインスクール・プログラムは、これまで千葉大学が培ってきたアジア地域の留学生、および卒業生のネットワークとアジア総合工学機構を活用し、アジアを一つの地域として考えるグローバルアジアの発想のもとに将来を担うデザイン人材を育成します。


千葉大学では過去60年の歴史のなかで、多くの留学生を受け入れ、世に送り出してきました。なかでも工学に位置するデザイン系の大学院は、日本国内でも屈指の教育・研究組織といえるでしょう。


一方で千葉大学には平成18年度からアジア総合工学機構(ERAC)が設置されています。これは日本がアジア地域においてリーダーシップを発揮し続けるためと、日本企業のスムーズなアジア展開を支援するための組織です。


ERACには自然科学系のほとんどの専攻が所属しており、デザイン系もこの一部に所属して本プロジェクトの中核を担っています。


このように、千葉大学ではこれまでの国際化の実績と、これにより得たアジア全域での強みを発揮して、デザインという千葉大学が持つ特色ある教育カリキュラムをグローバルアジア・デザインスクール・プログラムにより推進し、アジアはもとより世界に通じる実践型国際的教育プログラムの開発を目指します。

国際競争に勝てる教育を目指す

千葉大学に留学する外国人学生の多くは、卒業後に帰国し大学の教員になるケースが多くを占めていました。しかし10年ほど前からデザイン部門出身の学生への企業ニーズの高まりとともに、そのまま日本の電機メーカーやデザイン会社に就職する学生も増えてきました。


他方、韓国や中国、台湾などの製造業の成長とともに、本学で学んだ各国出身の学生の新規採用や、日本企業に勤める人材向けの求人も増えてきており、グローバルな人材の流動化は確実に進んでいるといえます。


今後もこうした動きは確実に激化するものと見られており、日本企業が優秀な人材を確保するには、大学と企業が一丸となって対応することが求められています。


そこで本プログラムでは、1. アジア全体に貢献できる人材の育成 2. 冷静な視点で母国や近隣の市場を観察できる見識の習得 3. 市場での問題解決力を有する技術経営(MOT)が可能な人材を育成します。そのためにも産学連携インターンシップや産学連携デザインプロジェクトワークで実践的な力を身につけさせることが大切になります。


また、本プログラムでは卒業生が就職後に母国とのビジネスを担当したり、母国の日本企業で働いたりすることでオリジナリティーを発揮し、アジア全体を広く見渡して市場の特徴や傾向をジグソーパズルのように繋ぎ合わせるように表現できる人材の育成を目指します。

キメ細かい育成プログラム

1. デザインインタラクティブ

各学生の研究に即した知識の獲得を目指して、さまざまな分野の講師がきめ細かく指導します。このプログラムの1つとして統合的な日本型デザインを学ぶため、企業デザイン部門の役割と責任を理解することを目的に、それらをワークショップ形式で学んでいきます。また講義の一部を英語で行い、短期間でプログラムを終了しなければならない外国人留学生のための便宜を図っています。


2. プロフェッショナルセミナー

日本産業デザイン振興会がオーガナイズし、日本のデザイン関連企業、関連団体や著名なフリーランスデザイナーを招いて講義を行っています。シラバスはオムニバスではなく共通したテーマを設定し、各分野の講師はこのテーマに沿って講義を行います。


3. インターナショナルデザインワーク

本演習はインターナショナルリエゾンセンターのメリットを活かし、国際的に活躍するデザイナーによるデザインワークに関する演習を行います。ここでは日本では体験できない世界のデザイン教育を経験し、世界の最先端のカリキュラムを習得できます。


4. ベーシックプログラム

選択科目として10科目を設置。学生は教員と相談のうえ、自分の将来を考えながら自由に選択できます。


5. インテンシブプログラム

産学連携デザインプロジェクトワーク、海外アライアンスプログラムの受講が可能です。この二つはグループワークが主体の授業で、産学連携デザインプロジェクトワークは企業からの課題をもとにして製品開発やサービスの開発を行います。海外アライアンスプログラムは海外提携校や海外展開企業からデザイン分野の第一線で活躍する方を招きワークショップ形式の講義を行います。


6. 特別演習・特別研究

学位の取得に係る論文か作品の研究を行います。


7. 日本語・日本ビジネス

グローバルアジア・デザインスクール・プログラムの受講者のBJTのJ1レベル以上の資格取得を目標としてカリキュラムを組んでいます。入学時には日本語能力試験3級合格者の場合、通常の留学生のほぼ2倍の時間数のコースを受講します。

↑ページの先頭に戻る

spacer