国立大学法人 群馬大学

地域に根ざしたものづくりリーダーの育成

群馬地域の産業競争力を強化する観点から本事業では、主に自動車部品関連企業のニーズに応える形で、教育プログラムの開発を目指します。


具体的には群馬大学と企業との連携科目である「生産と管理」において、企業から派遣された職務経験豊かな講師が担当し、高度技術者・管理者に欠かせない知識や方法論を現場での実例を踏まえて学ぶことが出来ます。


また、日本ビジネス科目では複数の企業・機関から派遣された講師がオムニバス形式でビジネスマナー、日本企業の風土、問題解決能力講座を行い、日本での就業に重要な知識と思考法を学ぶことが出来ます。

企業と連携した留学生招致も

平成20年度の募集は海外の協定大学を始めとして、本学のネットワークを活用して当プログラムのPRと優秀な留学生の推薦を依頼したところ大きな反響があり、狙い通りの学生をリクルートすることが出来ました。


また、教員らの個人的な人脈を大学間の協定に発展させ、幅広く人材を集める仕事にも力を注いでいます。


特筆すべき点としては、平成16年度よりツイニングプログラムを実施しているハノイ工科大学より継続的に優秀な学生を受け入れているということがあります。また、コンソーシアムの幹事企業㈱ミツバの現地法人ミツバベトナムテクニカルセンターに在職している職員が本学大学院に入学し、ロボットアームに関する研究を行うという、実践的なモデルケースも実現しました。今後も、このような現地企業内職員招致のケースがその他の企業においても広がってゆくことを期待しています。

能力別の日本語教育

日本語教育プログラムでは日本語能力が上級の学生に対しては、「プロジェクト学習」「ビジネス会話」「BJT対策」などの講義を提供し、ビジネス場面で必要とされる知識・技術・態度を養成します。


一方で、日本語能力がまだ中級や初級段階の学生に対しては、当初は基本的な日本語能力の向上を目指し、次第にビジネスに関する内容を組み入れていくといった段階的なカリキュラムを用意しています。具体的には、「総合」「聴解・会話」「作文」など、「読む・聞く・書く・話す」の4技能の向上を図ることを主眼とした科目が開講されています

留学生と企業がwin-winの関係に

とりわけ本学が深く関わる自動車産業のグローバル化、ボーダレス化の波は大きく、日本人学生、留学生を問わず、学生は自身のキャリアプランを考えに入れた入念な準備が求められています。また、大学においても大学教育センターが掲げる教育改善推進のテーマでもキャリア教育は筆頭項目に挙げられており、本学は大きな力を入れて取り組んでいます。


このため、本学は以前より繋がりが深く、かつコンソーシアム企業として本事業にも参加している自動車関連企業の協力を得て、インターシップを行っています。


ここでは、大学と企業相互の利益をどのように図るかという課題が見えてきました。インターンシップは企業の社会貢献という側面も持ちながらも、同時に人的・経営的負担があることは否めません。そこで、企業側のリスクを最小限にとどめる仕組みを作り、学生・企業双方の利益を生むようにすることが継続するためには必要であると考えています。

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