学校法人 立命館 立命館大学

プログラムの概要と組織体制

本プログラムは、企業の専門家と大学教員との協力体制の下、MOTと研究能力の開発・育成を主眼に置きながら、日本とアジアの架け橋となるITマネージメント人材の育成を目指しています。プログラムでは、主に講義科目とワークショップとのシナジー効果による実践教育、ビジネス日本語やインターンシップによる日本の商習慣の理解に重点を置き、プログラムを開発・実施し、日本企業の国際競争力の向上に役立つIT人材を育成します。


留学生の受け入れについてはベトナム・中国を中心とするアジア諸国から行い、特にベトナムのハノイ工科大学、ホーチミン市工科大学、中国の上海交通大学、大連理工大学等、日本企業の進出が進み、学生の日本語習得や日本企業への就職志望熱の高い地域を重点として各大学でトップクラスの優秀な人材を確保します。

現場とアカデミアの2つの視点でIT人材を育成する

プログラムでは、アジア諸国からの留学生を大学院修士課程で集中的に教育することにより、IT分野のマーケティング・企画・開発・保守などをカバーする人材の育成を目的としています。具体的には、優れた施設・設備とカリキュラム、教員体制をとる本学の理工学研究科、およびMOT研究科の教員と、日本を代表する企業からのプロジェクト管理実務担当者が互いに協力して、学生の指導に当たります。すなわち「経営の側面」と「研究開発の側面」を、現場の視点とアカデミックな視点の両方から教育することが、本プログラムの特徴です。


1)実習により情報技術開発を管理する人材を育成する

開発管理が困難とされるIT分野を対象としたマネージメントを習得します。これは日本企業の中核となるブリッジ人材になってほしいという願いもこめられており、単なる通訳ではなく、最終的には組織を管理・運営できる人材の育成を目指しています。


2)まなびと実践の連携による実学志向

「講義」「ワークショップ」「課題解決型インターンシップ」の導入により、実践的な課題解決手法を習得します。今期の第1セメスターでは、PDAのプログラミングにMOTの 概念を導入して、マーケットやユーザーを設定しながら、より実践的なソフト開発をワークショップで行いました。


3)最終成果としての修了論文

情報技術や情報技術管理に関する論文を作成します。また、大学教員だけでなく、企業の技術者・管理者による研究指導を受けることで、より多角的な視点を待った研究成果を挙げることを目指します。

ITマネージメント人材向け日本語教育

IT技術の専門家育成がプログラムの主眼ですが、同時に日本企業への就職やソフト開発上のチームワークの円滑化も視野に入れ、日本語能力の強化にも一層の力を注いでいます。


プログラムでは通常の日本語教育にITマネージメント人材のための日本語教育を融合させた独自のカリキュラムを (財) 京都日本語教育センターとともに開発しており、平成20年4月より運用を開始しています。本プログラムでは「日常生活の会話」「IT・MOT分野で使用される日本語の理解」「ビジネス日本語会話・文書作成・文書読解」という3つの柱で構成しています。とりわけIT・MOT日本語は大学での専門科目の受講や実世界でのビジネスコミュニケーションに不可欠であるため、独自のIT日本語の教科書も開発しています。また能力別クラスを編成することで、学習進度に合わせた効果的な教育を行っています。またインターンシップでの日本語コミュニケーションにも日本語講師が参加することで、OJTでのビジネス日本語教育を目指しています。

このほかにもフォローのための個別指導の時間を設けて、学生の疑問や課題解決をするとともに、メールによる添削なども行っています。

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