国立大学法人 九州大学

出口を見据えた、就職直結型事業の展開とシースレス支援

本学では、平成20年10月から経済産業省及び文部科学省の支援と産業界の協力の下、我が国企業に就職意志のある能力・意欲の高いアジア等の留学生に対し、奨学金や人材育成から就職支援までの一連の事業を通じ、産業界で活躍できる高度外国人材の育成を促進するプロジェクト(通称;AQプロジェクト)を推進しております。具体的には、2年間のプログラムにより、コンソーシアム参画企業のニーズに即したエネルギー環境に係る専門教育、就職後に必要となるビジネス日本語力や日本の企業文化に対する理解増進のための見学会、就業体験としてのインターンシップ研修など、人材育成に不可欠な教育を展開しております。本プロジェクトも2年を迎え、今年度は重要な節目の時期に差し掛かっております。このため、以下の3点を重点的に実施しております。


1.留学生支援機能の強化

⇒学生確保、育成、就職に至る一連のプロセス・仕組みといった留学生支援のプラットフォームの構築

2.産業界との緊密な連携体制の構築、機能・役割分担の明確化

⇒「出口」を見据えた産業界との連携強化

3.将来像を見据えた自立化へのアプローチ

⇒「確かな強み」を持った魅力あるプロジェクトの構築


プログラムの狙い

■プログラム参加留学生が我が国産業界のグローバル化を促進し、アジアのみならず、世界へと羽ばたく。真に「アジアゲートウェイとしての人材育成拠点形成」、「新たな価値を生み出すヒト、モノ、カネ、情報が集まる地域創造」を通じて、産業の競争力強化を下支えとなることを目的としています。


(1)留学生の確保

産業界のニーズを踏まえて対象地域・専門分野(知識・能力)の絞り込みを行い、海外大学に対して戦略的なリクルーティング活動を行うとともに、「外国在住修士課程入学者特別選抜試験制度」を活用しつつ、出口を見据え海外新規採用比率の拡大に向け対応。また、今年度から、中長期的視点に立ち、優秀な留学生確保のため、海外での日系企業等を取 り込んだプチプラットフォーム形成に向け「Seedbed(苗床)づくり」を展開します。


(2)留学生の育成

産学連携専門教育プログラムでは、より実践的なプログラムとなるよう産業界との密接な連携の下にプログラムの開発と実証実験を実施。必須科目の「エネルギー・環境工学特論第一」では、産業界から講師を招聘し最新の研究開発状況や将来展望を講義。ビジネス日本語・日本ビジネス教育事業では、日本企業の就職に必要な日本語能力向上のため、必修科目として「日本ビジネス研修」「ビジネス日本語・科学技 術日本語演習」等の講義を行っています。


(3)留学生の就職支援

「就職」という出口を見据え、産業界との密接な連携の下に「AQ塾(合宿)」、「インターンシップ研修」、「企業見学会(留 学生OB体験談)」、「就職支援セミナー」を開催するとともに、就職支援のための体制・仕組みとして、「指導教員と産業界の意見交換会」を開催し、ミスマッチ解消と的確な就職支援を展開します。


プログラムの成果

平成20年度事業では、中国9名、韓国2名、バングラデシュ1名計12名の学生が2年間のプロジェクトに参加。産業界の協力を得てエネルギー・環境に係る専門教育、日本ビジネススタイル、日本文化・風土等を盛り込んだ日本語教育、さらには就業体験としてのインターンシップ事業など、日本企業に就職するために必要な知識や、日本企業で働く意義や役割等を学習。


平成22年3月卒業予定の本学第1期生については、約6割強が内定を獲得しています。(平成21年9月末日時点)

spacer

spacer

spacer

spacer

spacer

spacer

spacer

↑ページの先頭に戻る

spacer